チェックポイント
	引越しの搬入・搬出経路の養生を行ってくれるか？
	大型家具・家電製品の梱包はしっかり行ってくれるか？
	万が一破損や事故がおきた場合の保険加入・補償は対応しているか？
	運送保険についての事前説明をしてくれたか？
	当日の引っ越し作業手順について説明してくれたか？
	作業人数と使用トラックの大きさを説明してくれたか？
	引越料金、見積りの内訳についての詳しい説明をしてくれたか？
	サービス・オプションの内容は充実しているか？
	標準引越運送約款について説明してくれたか？
	個人情報保護に関する説明をしてくれたか？
	営業マンは信頼できそうな感じですか？
	営業マン・オペレーターなどの対応・マナーはきちんとしているか？
	利用者の口コミなどの評判は良さそうですか？
	引越し業者としての知名度やブランド力はありますか？

チェック項目を確認していかがでしたか？「はい」の数が多ければ多いほど安心できる引越し業者と言えます。チェック項目の数はもちろん、どの項目を自分が重要としているか、その項目にチェックが入っているか、全体的なバランスなどで2～3社で比較して検討します。「はい」の数が5個以下の場合は他の業者を探されることをおススメいたします。

業者の規模を確認

大手引越業者

簡単に言えばテレビCMなどで認知度が高いのが大手引越業者。引越し周りの梱包素材の開発やスタッフの教育など、対応や補償がしっかりしているため、きめ細かいサービスが期待でき安心して依頼できます。引越し業者全体として比較すると、サービスに比例して料金が若干高めの傾向があります。引越しに伴う手続きの代行や、アンテナ・電化製品などの取り付け設置サービスなど、オプションプランも充実しているので、忙しい方や、楽してすべてまかせたい方にに向いています。

中規模引越業者

業者間の価格競争が激しく、一般的に大手業者より料金が低めに設定されています。 知名度は無いものの、地元では評判の業者も多数存在。梱包・養生などサービスの質、補償内容の有無など差がありますので、口コミなどを参考にすることをお勧めします。 高価な家財などはないので輸送品質には拘らない方や、余計なオプションサービスは不要な方におすすめです。

軽貨物運送業者

近距離の引越しで荷物の少ない方向けで、大手業者の半額程度で引っ越しできることもあり、価格はとても安いです。 赤帽などが有名です。梱包を手伝ってくれるサービスはないため、自分で梱包をする必要があります。時間単位での料金体系の場合もあります。依頼者自身が作業を手伝えば、作業スタッフ１名での依頼も可能。多くが個人経営の為、細かい要望や、急な要望にも柔軟に対応してもらえるケースもあります。 引越が専業でない業者が殆どなので、サービスレベルは低い。梱包や養生が殆ど行われない場合もあります。１Ｒ～１Ｋで荷物が一般に比べて少ない場合や、家具・家電付の物件の為それらの搬入がない場合。梱包やサービスの質にはこだわらず安さ重視の方にはおすすめです。

単身用プランを活用

単身で荷物が少ない場合は、引越し専門業者や宅配業者が行っている「単身用プラン」を利用するのがおすすめです。単身者プランを利用すると、専用の定形BOXに荷物を入れて他の荷物と同じトラックで移動することになるため、引越し業者のトラックを丸々１台貸し切るよりも大幅に安い料金で引越しすることが可能です。定形BOXに入る荷物の量には上限があり、その許容量を超えてしまう場合には追加料金が必要となるため、見積りの際に引越し業者に対してよく確認することが必要です。また、単身用プランは他の荷物と同じトラックで運ばれるため、比較的近距離の引越しでも配達が遅れるケースがまれにあるようですので、なるべくゆとりをもった引越しのスケジュールを立てておきましょう。

見積時の対応で引越し業者を見極める

最初に見積依頼をしたときの対応や印象は大切です。不安を感じた場合はあまりおススメできません。 その他にも、希望内容が反映されていなかったり、質問に対しての回答に時間がかかったり、見積料金・内容が変わったり、このようなケースに当てはまる場合は、その業者へ依頼することは避けましょう。

オプションサービスの充実で選ぶ

ライフスタイルは様々です。特に女性の単身引越しなどは、洗濯機の取り付けや、AV機器の接続などが苦手なので、引越しと同時にやってもらえるととても助かります。また、共働きなどで忙しい家庭などは、食器など梱包する時間を取れない場合、梱包を一手に引き受けてくれるプランがあると安心です。オプションサービスが充実している大手の引越し業者は、梱包等それらのサービスのスタッフ教育を徹底しているため、プライベートを守りながら素早く作業をしてくれます。小さな業者はそこまでサービスが及びませんので、要望がたくさんある場合は、オプションサービスの内容から利用する業者を絞り込みましょう。 引越しオプションサービスの種類もご参考にしてください。

補償内容

高価なアイテムや家具が多い場合、物件の管理規約で搬入・搬出の規約・破損などについて厳しい場合などは、補償内容をよく確認しましょう。金額には上限がありますので明確にしておく必要があります。美術品や高級品によっては、別途保険をかけることをおすすめします。補償がない場合、万が一搬入・搬出につけてしまった傷の補修代の請求を巡ってトラブルなんてことも・・・・。充実しているに越したことはありません。

引越料金を比較

引越しにかかる基礎運賃・基礎作業料金は、1987年国土交通省によって「標準引越運送約款」が定められました。届出が必要な引越約款に基づいて計算されるため、法外に高い料金を請求されることはありません。 引越しの基本料金の計算方法は、1987年国土交通省によって定めら「標準引越運送約款」よって定められています。運賃を構成する基本料金は時間制と距離制があり、輸送距離が１００キロ以内であれば時間制、１００キロを超える場合は距離制で計算されます。時間制では、４時間と８時間という設定があり、１時間を超過するごとに追加料金が加算されます。 距離制の場合は、１００キロが基本距離になり、輸送距離が１００キロを超えると追加料金が加算されるしくみになっています。また、時間性、距離制ともに使用するトラックの最大積載量と所要時間、輸送距離に応じて運賃の上限、下限が決められており、引越し業者はこの範囲内で基準運賃を設定し、その上下１０％の範囲内で基本料金とすることができます。 このため、法外に高い料金を請求されることはありません。 しかし、「標準引越運送約款」を無視した提案やかけ離れた金額は悪徳業者かもしれないので、約款を一度確認したうえで今一度見積料金が妥当か確認する必要があります。 引越料金が安いに越したことはありませんが、各社の見積もりの内容とサービスや応対態度を比較して納得のいく引越業者に依頼しましょう。

国土交通省の認可を受けているか

国土交通省の認可を受けた正式な免許を持つ運送業者であることを確認しよう。 正式な事業資格を持つ場合「緑ナンバー」のトラックで営業しています。国土交通省の認可を受けており、明確な料金システムで、希望を的確に聞いて対応してくれる業者を選びましょう。 全日本トラック協会に加入し、国土交通省の定めた「標準引越運送約款」を採用している業者を選ぶのが安心です。 悪徳引越し業者にひっかからないポイントもご参考にしてください。

• 知っていると得をする！失敗しない引越しのテクニック
• ほんとにお得？料金だけじゃない。見積書の見かたと比較のポイント！
• いつから準備したらよいの？チェックリストで確認しよう
• 忘れてませんか？業者選び以外にも必要な手続きはたくさんあります！
• 引越し費用をもっと抑えるテクニック教えます！
• 不用品の処理に困ってませんか？粗大ごみ以外にも処分方法はいろいろ

引っ越し業者の選び方

引越し作業と必要手続き

引越しのテクニック・豆知識

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